チラシの裏からうっすら見える外枠の外のメモ書き

新聞に挟まってる硬い紙のチラシの裏からうっすら見える外枠の外に走り書きされたようなものです。思いついたときにふらふらと。

Switch、発表されました

どうやら今冬で一番強いだろう寒波がやってきているようで

 

大したことはないけどとても寒いので、今日は私的にホットな話題を

 

1月13日(金曜日)に、Nintendo Switchの詳細発表が発表された。

 

価格、発売日を始め、同時にSwitch向けのゲームタイトルが紹介された。

 

www.nintendo.co.jp

 

今回はそれらを交えながら、任天堂が目指しているのではないかと思うゲーム業界の未来像について書いてみる。

 

 

Nintendo Switch

  

価格は29,980円(税抜き)になる。

税込価格およそ32,379円ほどだ。

一方海外では、アメリカなどで29.99ドルと日本のほうが若干安い価格設定となっている。

発売日は3月3日(金曜日)、日本、アメリカ、香港などで同時発売となる。

 

さて、NXと呼ばれたこのSwitch、含まれる内容は以下の通りとなる。

 

・Nintendo Switch本体

・Nintendo Switchドック

・Joy-Con * 2(L/R)

・Joy-Conストラップ * 2(L/R)

・Joy-Conグリップ

HDMIケーブル

・専用ACアダプタ

 

この内容を一つずつ見ていこうと思う。

 

本体はさておき(さておきのネタは、おそらく発表放送を見ていればわかるだろう)、まずはSwitchドックから。

Nintendo Switchドックは、本体を差し込み充電や保管するためのデバイスだ。

ただし、このSwitchは家庭用ゲーム機である。

つまり、Switchドックはその家庭用ゲーム機の土台となり、このドックへ本体を差し込み、HDMIケーブルなどと接続すれば、家庭用ゲーム機としてSwitchでゲームをプレイすることができる。

また、Switchは同時に携帯ゲーム機でもある。

ドックから引き抜けば、本体に内蔵されたディスプレイにゲームの映像が瞬時に移行し、テレビの前以外でもプレイすることができるようになった。

 

以前、SCE(現在のSIE)が発売したPlayStation 3、そしてPlayStation Portableで発売されたゲームにも似たような機能(トランスファリングなど)が存在していた。

それは、PS3で遊んでいたゲームの続きをPSPで続けられ、場所の関係で途切れることなくゲームをプレイすることが可能となったことだ。

しかし、ハードはPS3/PSPの両方が必要であり、またソフトも同じく両方揃える必要があったため、ユーザーに大きく負担をかける仕組みであった。

 

Switchはその2つの役割を1台でこなすことができるため、ユーザーの目線からすれば十分メリットとなる。

 

また、この内容を書く際に調べていると、開発者が苦労するのではないかという記事を見かけた。

特に、操作性やクオリティ/バッテリーを考慮する必要があるかどうかということだ。

まず操作性に関しては、同じコントローラーをテレビの前、前でなくても使うことになるため、基本的な操作は変わらない。

ジャイロ機能もコントローラー側に搭載されているため、大した問題にはなりにくいだろう。

次に、クオリティ/バッテリーだが、今回の任天堂は携帯機状態でのプレイ時間を保証していない。

およそ2.5時間から6時間の間で、ゲームによって変動すると説明している。

理由としては、モバイルバッテリーの普及が挙げられるだろう。

スマートフォンなどの携帯デバイスの大規模な普及により、多くの人がスマートフォンを持つようになった反面、デバイスの進化も著しく、バッテリー時間が短くなる場合が多い。

スマートフォンをよく使うユーザーにとっては、モバイルバッテリーはスマートフォン同様必需品となっている。

Switchがこれらに対応することができれば、バッテリー時間が多少短くても大げさに気にする必要はないのではないだろうか。

 

次にJoy-Con

Joy-ConはSwitchのコントローラーだ。

家庭用ゲーム機、携帯用ゲーム機のどちらの場面においても使用される、Switchの一般的なコントローラーとなる。

左右にそれぞれが分離し、一般的な成人男性であれば比較的小さいと思える大きさとなっている。

このコントローラーは左右に分離するだけでなく、それの一方を貸し借りすることで、1台のSwitchで最大2人で同時プレイすることが可能となる。

新幹線や飛行機の中などで隣の人と一緒にマリオカートなどもできるだろう。

また、このコントローラーの中には、Wiiのコントローラーにも内蔵されていた「モーションセンサー」や、物体の形を認識することができる「モーションIRカメラ」が搭載されている。

そして、おそらくこのコントローラーで注目すべき機能は「HD振動」である。

HD振動はこれまでのバイブレーション機能とは違い、繊細な振動を起こすことができる。

例えば、コップに氷が入っている感覚を、モーションセンサーとHD振動によって再現することが可能となるのだ。

これにより、ゲームの中の風や地面の感触などをより感じることができるだろう。

現時点でJoy-Conはグレーの他、ネオンブルー、ネオンレッドが発表されている。

今後は更に色やバリエーションが増えるだろう。

もちろん、このコントローラーを振ったり、手首をねじったりする操作もあるので、ストラップをつけるのが望ましい。

また、このコントローラーに取り付けられるストラップには、LRボタンを押しやすくする効果もあるので、普段ストラップをつけない人も使うべきだろう。

 

さて、本体の機能について

まず、Switchのバッテリー稼働時間について触れておく。

Switch本体を満充電状態にした上で、2.5時間から6時間程度動作すると想定されている。

しかし、実際はソフトそれぞれにより、大幅に変動することが予想されている。

たとえは、現時点で発売が決定されている「ゼルダの伝説 ブレスオブザワイルド」はおよそ3時間となっている。

この性能は、携帯ゲーム機としては全く良くないと思えるだろう。

しかし、Switchはあくまで携帯ゲーム機として遊べるというもので、完全な携帯ゲーム機でない。

そのため、この程度のバッテリー稼働時間であっても、移動などであれば十分だし、上で説明したように、モバイルバッテリーを持ち歩けば十分に遊べるだろう。

また、本体保存メモリーが32GBという点について、少なすぎるといった声が見受けられる。

確かに、最近は128GB程度まで内蔵メモリーを持つ端末が多くなっているが、以下の3点から、容量はこの程度で問題ないと私は考えた。

1.ゲームソフトはカートリッジタイプであること

2.ダウンロード配信されるゲームは過去作品が多いこと

3.Switchが対象としているユーザーがいわゆる「コアゲーマー」ではないこと

 

まず、1について

Switchは以前公開された映像の中で、ゲームソフトはカートリッジタイプであることが判明している。

カートリッジタイプではゲームデータはもちろん、セーブデータもカートリッジに保存されるため、内蔵メモリやSDカードにセーブデータが保存されるWii/WiiUのようになるとは考えられにくい。

もちろん、内蔵メモリに記録するデータ(例えばゲームの更新データであったり、その他様々なデータ)はあるだろうが、おそらくほとんどのデータはカートリッジ内に収まるだろう。

ただ、カートリッジのコストがディスクより高いことを考えると、超大作が1本のカートリッジに収まるかは疑問が残る。

 

2について

Wii3DSWiiUなどでもかなり人気だった機能、バーチャルコンソール

これは、過去の任天堂ハードへ発売されたゲームを、最新のハードにダウンロードし、遊べるというものだ。

おそらくSwitchにも搭載されるであろうこの機能だが、ほとんどの場合、オンラインストアから購入して、そのソフトをダウンロードしてプレイするのが基本となっている。

過去の作品は、時代にもよるがハード上の制約などからかなりデータサイズが小さく、数百本ほどダウンロードしないと、内蔵メモリーはまず限界にならないだろう。

 

そして3

Nintendo Switchがターゲットにしているユーザー層とはどこか。

まず、ユーザー層分けを解説する。

1番下の層「未ユーザー」

これはゲームをほとんどプレイしない、名前だけ知っているといったユーザー層を指す。

2つ目の層「ライトゲーマー」

これはゲームを日常的にすることもあるが、簡単なゲーム(例えばソーシャルゲームや、スマートフォンゲームなど)をプレイするユーザー層を指す。購入などは比較的せず、1人あたりの金額は小さい。

3つ目の層「ゲーマー」

これは日常的にゲームをするが、スマートフォンだけでなく、据え置き機などを使って遊ぶユーザー層を指す。ゲームハードやソフトをよく購入するため、ゲーム企業からすればこのユーザーが増えることが一番利益につながる。

 

現時点で日本に最も多いのは2層目「ライトゲーマー」ではないだろうか。

スマートフォンの普及に合わせて様々なスマートフォン向けゲームが登場した。

基本無料のそれらは、ユーザーがビュッフェ形式に手に取られ、ユーザーにプレイされている。

基本無料なので、唯一収益の挙げられる点は「広告」と「課金」である。

今のライトゲーマーの多くは「お金をかけずに遊びたい」という精神のため、こういったゲームは泥沼となっているだろう。

このSwitchは、このスマートフォンで遊ぶライトゲーマーをターゲットにしていると思われる。

Switchは携帯ゲーム機と家庭用ゲーム機の中間のような存在だ。

スマートフォンの持つ「携帯性」を、Switchは持ちつつ、それに合わせてゲームハードである「操作性」といった強みを持ち合わせている。

スマートフォンでのアプリは正直マンネリ化している部分があるため、新しいゲームを求めたライトゲーマーがSwitchに飛びつく可能性はあるだろう。

Switchには友達や家族と遊べるパーティーゲームはもちろん、ゼルダといった1人用ソフトも発売されるため、コアゲーマーを育成することも可能だろう。

ただし、任天堂は比較的ライトゲーマーを相手にしたゲームソフトが多いため、コアゲーマーを掴み続けるだけの力を持っているとは現状では考えられないだろう。

つまり、任天堂スマートフォンへ流出したライトゲーマー層を、再び家庭用ゲーム機へ呼び戻そうとしているのだ。

 

その半面、ネット上で任天堂のゲーム機を期待していたユーザーの中には、落胆している者もいるのも事実だ。

海外ユーザーはその多くがコアなゲーマーで、恐ろしいほどゲームに飢えている。

彼らにもまた落胆の声が見られる。

これはおそらく、このSwitchがライトゲーマー向けであり、WiiUのようにコアなゲーマーに手の届くほどの範囲をカバーできていないことが理由だろう。

現段階で発表されている、Switchと同日発売のゲームタイトルなどからもその様子が伺える。

 

話が大きくそれたが、これらの点から内蔵メモリーの容量は少なくて問題ないのだろう。

 

 

かなり長々となってしまったが、Switchへの個人的な期待はかなり高い。

ただ、現時点で発表されているゲームタイトルがSwitch向けに作り直したものであったり、そもそも少なかったりとかなり問題は抱えているが、大きく売れることができれば、きっとゲームメーカーも開発に乗り出してくれるだろう。

 

 

 

過去のように、ゲーム本体と同時に多彩なゲームソフトが発売されることはおそらくもうしばらくはないだろう。

余力の少ないゲーム企業がいかにしてこの時代を乗り越えるか、期待したい。